2019年11月21日
そばっちです!みんな聞いて聞いて!
陸前高田市の広田湾遊漁船組合が第13回産業観光まちづくり大賞で金賞を受賞したよ!おめでとうございます!
産業観光まちづくり大賞ってあまり聞いたことがないかもね。
これは、産業観光による観光まちづくりを実践し、他の地域の模範となる優れた事例を表彰する制度で、全国産業観光推進協議会と公益社団法人日本観光振興協会が実施しているんだ。
◆詳しくはこちら → 日本観光振興協会HP・第13回産業観光まちづくり大賞受賞団体決定!
受賞した広田湾遊漁船組合では、2014年から広田湾の海産物など陸前高田市の様々な地域資源のPRを目的として漁業体験や情報発信、加工品の開発を行っているんだけど、2017年11月から始めたのが「広田湾海中熟成プロジェクト」!
地元の漁師さんの間では昔から、「海に酒を沈めると美味しくなる」と言われているんだって。
それを聞いて、海の中で海流にゆっくり揺らされて熟成させる「海中熟成」を始めてみたんだって。
そばっち、体験の様子を見てきたから報告するね!
参加者はまずアルコールランプを使った防水作業や、旅の記録を描くマイカルテ、願いや想いを書き込むメッセージカードの記入を行うんだ。
まずはマイカルテとメッセージカードに記入!
沈める瓶の口にテープを巻いて、、、
アルコールランプで溶かした蝋で瓶を封印し、、、
刻印をぎゅっ!刻印は数種類から選べるんだって。これは「ホタテ」だねーー。
出来上がり!準備完了!
漁船に積み込む準備をして、
いざ、漁船でカキの養殖筏へ出発!
波の穏やかな広田湾はカキの養殖に向いているんだって。
実際に使われているカキの養殖筏を活用して沈めるんだって。産業観光らしいところだね。
カキが育っている様子も見せてもらっちゃった。大きくておいしそう!
3月に沈めたお酒を漁師さんに引き上げてもらうと海藻や貝がびっしり!
長い間海の中に沈んでいたってわかるねー。
中身はまろやかにおいしくなっているはず!
今日封をした瓶を漁師さんに沈めてもらうよ。
数か月間海の中で揺られて熟成していくんだ。
熟成を待つ間は広田湾の海を思い出したり、お酒の味を想像したり、、、それも楽しい時間だね。
さて、漁港に戻って瓶を洗うと、
このとおり、殻のついたオリジナルボトルの完成だ!
日本で唯一、常時提供可能な海中熟成の体験型観光サービス。
これからもいろいろなプロジェクトを検討中なんだって!期待しよう!
次はどんなことができるのか、そばっちも楽しみ!
【お問合せ先】
広田湾遊漁船組合
住所 岩手県陸前高田市小友町字茗荷1-10
TEL 0192-47-5397