近代製鉄の父といわれる大島高任(おおしまたかとう)の技術指導により、安政5(1858)年から翌6年にかけて建設され、その後、南部藩が経営したもので、最古の洋式高炉跡として国の文化財(史跡)に指定されています。三基の高炉跡のほか、水車場跡や御日払所、長屋跡そして山神社跡なども確認され、その遺構は当時の稼動状況・経営状況までも示し、日本における製鉄産業の近代化を象徴する史跡として、その価値は極めて高いものです。 昭和59年4月3日に、アメリカ金属協会から歴史的遺産とみとめられ、「ヒストリカル・ランドマーク賞」を受賞しました。 平成27年7月5日、橋野鉄鉱山(橋野高炉跡及び関連遺跡)を含む「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼,造船,石炭産業」は、ドイツのボンで開催された第39回世界遺産委員会で世界遺産に登録されました。
- 所在地
- 〒026-0411 岩手県釜石市橋野町第2地割15
- 利用時間
- 随時見学可(但し冬期は積雪のため見学困難です)
※橋野鉄鉱山インフォメーションセンターは冬期休館 - 入場料金
- 無料
- お問い合わせ
- 釜石市文化スポーツ部文化振興課世界遺産室
TEL. 0193-27-7577
FAX. 0193-27-7568
- その他
- ●橋野鉄鉱山特集(2015年7月)