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大槌町
沿岸エリア
鯨山は浪板海岸をのぞむ位置にあり、標高610m。
大槌城址
城山として町民から親しまれている大槌城跡は大槌氏(実高1万石、経済力7万石)の累代の居城でした。中世から江戸初期まで、代官所が置かれるまでのおよそ280年間の長さにわたりこの地方を支配してきました。城主、「大槌孫八郎政貞」は名産の塩鮭を江戸に送り、南部の「鼻曲がり鮭」として珍重され声価を得たと言われています。大槌川、小鎚川に挟まれた標高140メートルあまりの峰伝いに城郭が築かれており、典型的な山城は平成4年に岩手県の史跡に指定されています。
吉里吉里海岸
「吉里吉里」とは砂浜を歩くと「キリキリ」と鳴る「鳴き砂」のアイヌ語から来ているといわれています。夏は海水浴場として賑わいます。
蓬莱島
新大槌八景に選定され、大槌町のイメージを代表する、大槌湾にぽっかりと浮かぶひょうたん型の島。島のお社には豊漁と航海の安全を祈願し漁民及び地区の人達に信仰の深い弁財天が祭られています。赤い灯台の根元にはオットセイの供養塔が建てられています。「ひょうたん島」として町民に親しまれている島でもあり、釣りのメッカで四季を問わず釣り人が訪れます。