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盛岡市
県央エリア
昭和45年創業の昔ながらの食堂。 地元のサラリーマンや学生でにぎわいます。
旧中村家住宅
中村家は「糸屋」または「糸治」と呼ばれた城下町盛岡でも指折りの大きな商家で、呉服・古着などを主に商っていた。初代は宮守村出身で天明2年(1782)から盛岡で商売をはじめ、二代目のときから「糸屋」を称するようになり盛岡藩の特産である紫根染を一手に商うなどして発展した。建物は度々改築や修理が行われたが現在の主屋は文久元年(1861)に造られたもの、土蔵は明治期の建築だが主屋と機能的にも景観的のうえからも切り離せないものとして同時に重要文化財に指定された。建物は二階が発達し戸棚や押入れが多く造られるなど、江戸時代末期の特色がよく残されている。増改築の多い商家が原形を留めている例は極めて珍しく重要文化財の商家としては東北でも数少ないものの一つ。
金田一京助
盛岡市出身の言語学者で、アイヌ研究の第一人者。東京大学言語学科を卒業し、昭和7年『アイヌ叙事詩ユーカラの研究』で学士院恩賜賞受賞。東京大学、国学院大学の教授となり、日本学士院会員、国語審議会委員なども務めた。昭和29年には文化勲章を受章。詩人石川啄木とは盛岡中学校時代からの友人で、よく面倒を見ていたと言われている。
旧井弥商店
本町通りから上ノ橋を渡ると、左側に豪壮な黒漆喰の土蔵造りの家がある。明治の盛岡大火後に建てられた土蔵造りで腕の良い職人が手間暇をかけて造った建物である。窓や屋根の表現が豊かな印象を与え、呉服問屋の豪商の名残りをとどめている。裏にある土蔵は画廊「彩園子」と喫茶店「一茶寮」。 盛岡市保存建造物