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旧中村家住宅キュウナカムラケジュウタク

盛岡市

県央エリア

    中村家は「糸屋」または「糸治」と呼ばれた城下町盛岡でも指折りの大きな商家で、呉服・古着などを主に商っていた。初代は宮守村出身で天明2年(1782)から盛岡で商売をはじめ、二代目のときから「糸屋」を称するようになり盛岡藩の特産である紫根染を一手に商うなどして発展した。建物は度々改築や修理が行われたが現在の主屋は文久元年(1861)に造られたもの、土蔵は明治期の建築だが主屋と機能的にも景観的のうえからも切り離せないものとして同時に重要文化財に指定された。建物は二階が発達し戸棚や押入れが多く造られるなど、江戸時代末期の特色がよく残されている。増改築の多い商家が原形を留めている例は極めて珍しく重要文化財の商家としては東北でも数少ないものの一つ。

    住所/所在地
    〒020-0013 岩手県盛岡市愛宕町14−1(盛岡市中央公民館敷地内)
    定休日
    毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12/29~1/3)、その他臨時休館あり
    お問い合わせ
    盛岡市中央公民館
    電話番号019-654-5366
    FAX番号019-653-3505
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