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かわい木の博物館カワイキノハクブツカン

    かわい宮古市川井地域の森林資源、歴史、生活文化、をまるごと展示。新たな建物は一切造らず宮古市川井総合事務所と北上山地民俗資料館を本館とし、川井地域にある特徴的な森林17ヶ所を分館と指定しました。「木の博物館の案内人」とともに散策しながら悠久の生命を育む森で癒されませんか。

    住所/所在地
    〒028-2302 岩手県宮古市川井第2地割186−1
    営業時間/利用時間
    毎年4月1日~11月30日
    9:00~16:00(入館は15:30まで)
    定休日
    毎週月曜日
    入場料金
    案内料
    案内人:1日7,000円、半日4,000円
    指導案内人:1日10,000円、半日8,000円
    お問い合わせ
    宮古市川井総合事務所産業振興課
    TEL. 0193-76-2165
    FAX. 0193-76-2042
    その他
    要予約(10日前)
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    西塔幸子記念館

    西塔幸子は、明治33年、矢巾町白沢で生まれました。実家の大村家は教員一家でしたが、祖先には南部藩砲術指南だった大村治五平という有名な人がいます。又、兄弟親戚にも文学者が多く、幸子は少女時代を豊かな感性を育てる境遇で過ごしました。師範学校を出た幸子は、当時としては珍しかった女教師の道をひたすらに生きました。自分自身も結婚、出産と人間としての重責を負いながら、情熱的に教育に打ちこみ、さらに夜学で地元の青年にも歌劇を教え、地域文化の向上に尽くしました。その傍らで、自己実現のための歌づくりにも没頭し、各方面へ投稿して女流歌人として注目を集めていきます。けれども、幸子が社会的にがんばればがんばるほど、家庭生活には不協和音が生じ、幸子は夢と現実の狭間でジレンマに陥ります。しかし、どんな時でも歌への情熱を捨てず、死の床でも肌身離さなかった歌のノートに綴られた幸子の「生きざま」は死後60年以上を経てますます私たちの胸に迫ってきます。(昭和11年6月22日没 37歳) 西塔幸子の最後の赴任地となった江繋の地に建てられた記念館では、女啄木といわれた薄幸の歌人、西塔幸子の生きざまを紹介しています。

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