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奥州市
県南エリア
奥州市水沢区出身の医者であり、蘭学者・啓蒙思想家。鎖国時代に日本の夜明けを説き、幕府より弾圧された。
斎藤實記念館
2・26事件の凶弾に倒れた斎藤實(1858~1936)のメモリアルホール。斎藤實の旧宅の敷地に建てられた記念館。旧宅も保存されており当時の生活の様子が一般に公開されています。館内には實の業績を示す勲章や礼装品などが展示されています。なかでも2・26事件の際、銃弾を受けひび割れた鏡が激動の時代を生々しく物語っています。
旧岩谷堂共立病院と向山公園
旧岩谷堂共立病院は明治七年、郡民の浄財により、県下初の西洋医学の殿堂「岩谷堂共立病院」として建築されました。 洋風手法を用いた楼閣様式のこの建物は、菊田一夫作「鐘の鳴る丘」のモチーフとされ、朝夕「鐘の鳴る丘」のメロディーが流れています。 その近くの高台にある向山公園は眺望に勝れ、園内には、国重要文化財である旧後藤家住宅や川端康成文学碑があります。
国指定史跡 胆沢城跡
延暦21年(802)坂上田村麻呂が造営した胆沢城は、一辺が675メートルにも及ぶ築地土塀で囲まれた正方形の城柵で、城内には政庁をはじめ多くの役所が設けられていました。 国の史跡に指定され、発掘調査が進むにつれ、木簡や文字が記された土器のほか具注歴や城に勤務した兵士について記された漆紙文書など貴重な資料が発見されています。