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早池峰神楽ハヤチネカグラ

花巻市

県南エリア

    早池峰神楽は早池峰神社の奉納神楽・岳神楽(たけかぐら)と大償神社の奉納神楽・大償神楽(おおつぐないかぐら)の二つの神楽座の総称。

    記録資料は現存していないが、岳の早池峰神社には文禄四年(1595)銘の権現頭があり、大償神楽では、長享二年(1488)の神楽伝授書があることから、初源は南北朝時代まで遡るものと考えられ、五百年以上の伝統をもつ古い神楽といわれている。

    岳神楽と大償神楽は表裏一体をなしているといわれ、演目はほぼ同じで約40番ずつ伝承している。岳神楽は五拍子を基調とし、勇壮で活発な「荒舞」が得意としているのに対し、大償神楽は七拍子を基調とし、ゆるやかで繊細な「女舞」を得意としている。

    昭和51年に国の重要無形民俗文化財に指定され、平成21年にはユネスコ無形文化遺産に登録された。

    所在地
    岩手県花巻市大迫町大迫第2地割51−4
    お問い合わせ
    花巻市 大迫総合支所 0198-48-2111
    その他
    ◆毎月第2日曜日は「神楽の日」とし、花巻市大迫町で神楽の公演をおこなっています⇒『大迫神楽の日』

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