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遠野市
県南エリア
延徳2年(1490)に開山した曹洞宗の古刹。境内の裏を流れる小川は「カッパ淵」と呼ばれ、かつて多くのカッパが棲み、人々にいたずらをしたという話が伝わる。
村兵稲荷
遠野南部家の御用商人であった村上家、村井家の栄えていたころ京都でつくらせたという秘仏は、名のある仏師のつくったものといわれています。
五百羅漢
宝暦5年、洪水に加えて南部藩四大飢饉に数えられる大凶作により、藩全体で餓死・病死6万余人が出、翌年もその影響で遠野領内だけでも餓死者が2千5百人にのぼったとされ、以後も不作や凶作が続いた。天明3年、大慈寺十九代義山和尚が、たび重なる凶作による餓死者を鎮魂するため、大小五百の自然石に阿羅漢像を彫りました。
卯子酉様
恋愛の神様としてカップルが良く訪れるのが、この小さな祠です。境内の無人売店で売っている赤い布を、左手だけで木に結ぶことができれば、片思いが成就する御利益があると云われます。