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一関市
県南エリア
幽玄洞出口の対岸に屹立する立ち岩一体は観音霊山として古来より信仰の場になっている。観音窟に祀られている子安観音は江戸時代隠れキリシタンが秘かに礼拝していたと伝えられ、別名マリア観音と呼ばれています。※現在は落石の危険があるため見学不可となっています
青柳倉記碑
青柳文蔵が飢饉凶作のため、飢えと病に苦しむ東磐井郡内の人々を救うため、天保二年(1931)郷里松川の中里の地に籾倉建て、その前に倉の由来を書いて建てた碑である。この倉のお陰で打ち続く天保の飢饉に際し、救援の手が郡内一帯に及び、他で見られるような路傍での斃死はなかったという。文蔵はこのように救荒の大恩人であるばかりでなく、仙台には世のため人のためを考え、青柳文庫を創設した。我が国公共図書館の始祖と仰がれる人である。
奥州三十三観音 第17番 龍雲寺大祥寺
奥州三十三観音 第17番札所本尊:十一面観世音菩薩(大祥寺本尊:釈迦牟尼仏)
丸三漆器 秀衡塗
奥州藤原文化を背景に生まれた秀衡塗は、創業百余年の歴史を誇る丸三漆器の名工に受け継がれています。朱と黒と金の基調の中に配された春秋草花紋とふっくらと手のひらになじんでくる雅趣に富む形は、伝統の中にも現代的なものを感じさせ、またその堅牢さは日継常の生活にも溶け込み、使う人の心を和ませてくれます。