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遠野市
県南エリア
遠野郷を統治した阿曽沼家の居城。高清水山のふもとの丘陵地が一望できます。
鞍迫観音堂(県指定有形文化財)
寛文10年(1670)の建築。宝形造、3間四方で柱間270cmの大堂。支柱は全て土台まで丸柱で、太い柱に舟肘木を用い、垂木も太く、軒下回りにも一切の装飾を加えず、扉以外は全て分厚く幅広のはめ込み板壁とするなど、簡素にして剛直・明快な中世仏堂建築の様式を色濃く残しており、岩手県における代表的な江戸前期仏堂建築の一つである。また、近くには百数十枚の南部小絵馬などを保存する収蔵庫がある。
遠野郷土人形民芸村
江戸時代の附馬牛地区で盛んに作られた和紙と遠野の土で作る伝統工芸人形「附馬牛人形」の展示や作成体験も出来ます。遠野にただ一人残る附馬牛人形の作り手さんが運営しています。
神楽(遠野市)
神人神楽と山伏神楽の系統で伝承されている。神人派はゆるやかなテンポで優美さがあり、山伏派は早くて躍動感がある。神楽の発生は神への鎮魂儀礼に発するといわれ、祭りに行うのは古代信仰の名残である。