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三陸へ行こうよ 特集ー宮古・山田エリア

宮古市

沿岸エリア

山田町

沿岸エリア

東日本大震災から8年。運休していたJR山田線(釜石~宮古間)が復旧し、三陸鉄道が「リアス線」としてひとつにつながります。
全長163㎞の日本一長い第三セクターの鉄道となった三陸鉄道に乗って魅力たっぷりの三陸を旅してみませんか?
そばっちが、今回開通したエリアを中心に、見どころを紹介します!

INDEX

  1. 最寄り駅 宮古駅
  2. 宮古市魚菜市場
  3. 陸中山田駅
  4. 復興まち歩きつまみ食いツアー

※掲載の内容は、2019年2月19日、20日時点のものです。

最寄り駅 宮古駅

三陸鉄道宮古駅は、2019年3月23日三陸鉄道リアス線開通に合わせて移転します。今回は移転前の駅舎にお邪魔しました。 移転後の駅舎には三鉄グッズや沿線の商品を中心に販売する三陸鉄道直営店「さんてつや」がオープンします!お楽しみに!

宮古駅

所在地:宮古市宮町1丁目1番80号
お問い合わせ:0193-62-8900

■さんてつや
オープン日 2019年3月23日(土)
営業時間 8:00~18:00

瓶ドン

宮古の新ご当地グルメ瓶ドン

【瓶ドンとは?】

岩手三陸地方の市場などでビン入りの生ウニを見かけたことがある方も多いと思いますが、この瓶ウニに着想を得て誕生したのが「瓶ドン」です。
三陸の海の幸など自慢の食材がギュッと詰まった見た目もカラフルでユニークな新たな宮古のご当地グルメ。瓶の中身を自分でご飯にかけて食べるスタイルなので少しずつかけるもよし、全部かけるもよし、盛付けを楽しみながらいただくことができます。
メニューの内容は、宮古市内の提供店が工夫を凝らした逸品になっていますので、それぞれのお店の味をお楽しみください。
瓶ドン提供店舗一覧PDFはこちら

味処 海舟

今回お邪魔したのは「味処 海舟」さん。こちらでは海鮮と野菜中心の2種類の瓶ドンを提供しています。
イクラ、真鱈、メカブなど海の幸中心の「白雪(しらゆき)」と、アボカド、オクラ、トマトなどのカラフルな野菜に短角牛のそぼろを合わせた「花瑠瑠(ホノルル)」。どちらもだしをきかせたとろろを合わせているのがこちらの特徴です。白さが際立つ見た目の美しさはもちろん、喉越しも良く食欲のない時でも食べやすいよう工夫されています。

②「楽しみながら召し上がっていただきたい」と笑顔の素敵な若女将の山根さん。

③海の幸中心の「白雪」※丼は盛付け例です。実際はご飯のみの丼と食材入りの瓶が提供されます。

④野菜中心の「花瑠瑠(ホノルル)」※丼は盛付け例です。実際はご飯のみの丼と食材入りの瓶が提供されます。

⑤瓶を開けるのがワクワクします!

味処 海舟

住所
宮古市築地1-1-38
お問い合わせ
宮古駅から車で約5分、バス約7分
アクセス
宮古駅から車で約5分、バス約7分
営業時間
11:30~15:00(LO14:15)/17:00~22:00(LO20:15)
定休日:月曜日
その他
【瓶ドンに関するお問い合わせ】
宮古市観光文化交流協会(0193-62-3534)

宮古市魚菜市場

地元産の魚介類や水産加工品、農産物などがずらりと並び、新鮮な旬の食材を求めて地元はもちろん、県内外からたくさんの買い物客が訪れる「宮古市魚菜市場」が2019年3月23日にリニューアルオープンします。売場が一新され、市場で購入した魚介類をその場で焼いて食べられるスペースも新しく設置予定です。リニューアルオープン当日にはテープカットや紅白大福のプレゼント、2019年3月24日にはマグロ解体などのイベントが行われます。

宮古市魚菜市場

陸中山田駅

震災で大きな被害を受けた陸中山田駅の駅舎が「リアス線」開通に合わせて新しくなりました。山田町のシンボル「※オランダ島」にちなんで風車がデザインされています。
※ 山田湾にある無人島「大島」は、かつて遭難したオランダ船が漂着したことからオランダ島と呼ばれている。

陸中山田駅

お問い合わせ:0193-62-8900

【三陸鉄道】

https://www.sanrikutetsudou.com/

 

山田観光物産館とっと

観光案内所、特産品販売、海鮮焼きコーナー、ベーカリーのある2013年オープンの仮設商業施設。中でも海鮮焼コーナーは、地元はもちろん、県外の方にも人気のコーナー。特産品販売コーナーにある新鮮な貝などの海の幸を選んで店内中央にあるテーブルとベンチのスペースで蒸したり焼いたりしてその場でいただけるというものです。店頭に並ぶのは、カキやホタテ、しゅうり貝、ホヤなどのほか、あまり流通していない地元ならではの魚介も販売されることもあります。訪れた日は、赤皿貝(アカザラガイ)というホタテに似た形の貝がありました。ホタテよりも濃厚な味わいが特徴なのだそうです。販売単位は1個からでも可能なものがありますので、少人数でも利用しやすいシステムです。

① こちらで食材を選びます。

② レンタルの鍋で貝を蒸します。 ③ 蒸し上がりました!

④ ホタテは網焼きでいただきます。

また、「とっと」オープン時から営業している人気店「山田湾ベーカリー」は、午後には売り切れてしまうほど地元の方にも人気のパン工房です。小麦粉や酵母などの素材にこだわっており、ベーシックな食パンやフランスパンはもちろん、季節の食材を使用した期間限定のパンや、山田の海産物を生かした惣菜パンなど種類も豊富です。ランチタイムには、サンドイッチなどと飲み物のセットも提供しています。
こちらでは、パンやピザ作り体験(要予約)も開催しており、今回はピザ作りを体験しました。

⑤ 山田湾ベーカリー店長の堂田(どうだ)さんと

⑥ ピザ作り体験スタートです

⑦発酵させた生地を伸ばします
⑧地元食材のしゅうり貝、赤皿貝、ワカメをトッピング

⑨焼き上がりました!

⑩やや厚みのある手前がレポーター作

⑪魚介とチーズの相性抜群!美味しいです!

やまだ観光物産館 とっと

住所
下閉伊郡山田町大沢2-19-1
お問い合わせ
0193-77-4890
アクセス
陸中山田駅からバス+徒歩約15分/車の場合は約10分
営業時間
9:00~17:00
※海鮮焼き/ラストオーダー15:30
(在庫切れにより早めに終了する場合あり)
定休日:毎週火・水曜日

手づくりパン工房山田湾ベーカリー

お問い合わせ
0193-81-1003
アクセス
陸中山田駅からバス+徒歩約15分/車の場合は約10分
(やまだ観光物産館 とっと内)
営業時間
9:00~17:00
定休日:毎週火曜日
その他
「山田のしゅうりと赤皿とわかめピザ」手作り体験 1人1,500円/5名様以上

復興まち歩きつまみ食いツアー

陸中山田駅をスタートし、震災語り部の案内で町内各所の復興の様子を聞きながら、山田ならではの食体験もできるという所要時間約90分のまち歩きツアーです。
まず、参加者にはタブレットが配布され、説明を聞きながら震災前の写真と現在の様子を確認できるようになっています。

①陸中山田駅前からスタートします

初めに向かったのは、陸中山田駅から海の方向へ徒歩約5分ほどのところで、津波に遭いながらも倒壊を逃れたというビルの前。外壁を修繕し現在も使用しているので、破壊された壁の色が違うため津波の高さを目で見ることができます。
ビルの外壁の濃い色の箇所まで津波がきたそうで、7〜8mほどの高さとのことです。そこから5分程歩いて、海や町の姿を見渡すことができる標高10m程の御蔵山(おぐらやま)へ足を伸ばしました。そこには津波により被災した陸中山田駅に設置されていた大時計が展示されています。津波到達の時刻3時27分を指したままになっています。そばには、震災前と震災後の駅の写真を用いた解説のボードがあり被害の大きさを物語っています。山田の海と移り変わる町を見渡せる同地には鎮魂と希望の鐘があるほか※慰霊碑も建立されました。
※ 取材時(2019/2/20)は建設工事中。

②ビルの外壁の濃い色のところまで津波がきたのだそうです
③旧陸中山田駅に設置されていた大時計

④大時計解説ボード

⑤鎮魂と希望の鐘

⑥晴れた日には山田湾を望むことができます

この後はいよいよつまみ食いの始まりです。
御蔵山の麓へ降りてすぐのところにあるのが「五篤丸水産」。こちらで、牡蠣の殻剥きとのしいか作りの体験をしました。山田湾の代表的な風景、牡蠣の養殖棚が示す通り、牡蠣は山田の特産のひとつ。専用のナイフで開けると新鮮な牡蠣の身が!そのままいただけるのがこのツアーの嬉しいところです。お酒を片手に参加する方もいるのだとか。新鮮な生牡蠣のほか、のしいかを前にしたらお酒が欲しくなるのもわかります。ごちそうさまでした!
つまみ食いの種類は季節によって変わりますが、この他に山田せんべい揚げ体験などもできるそうです。

⑦このツアーに参加すると、五篤丸水産でつまみ食いができます。
⑧牡蠣の殻剥き体験。専用のナイフで殻を外します

⑨苦戦しましたがなんとか開きました
⑩剥きたてをいただけるのが嬉しい!身が大きくフレッシュで海の香りが口いっぱいに広がります。

⑪⑫ いかをのしちゃおう体験。干したスルメイカをのし機に入れます。ハンドルを回すと、、のしいかができました!

⑬ そばっちも参加しました!

⑭ 五篤丸水産では、海産物や加工品などの特産品を販売しています。

復興まち歩きつまみ食いツアー

  • 集合場所:陸中山田駅前、びはんストアオール店など
  • アクセス:陸中山田駅から徒歩約0~3分
  • お問い合わせ:新生やまだ商店街協同組合 事務局 0193-77-3732(土・日・祝日休み)
  • 営業時間:通年開催、所要時間約90分
  • 料金:
    • つまみ食い2種 ①4〜9名 1名1500円、②10〜40名 1名1300円
    • つまみ食い3種 ①4〜9名 1名1700円、②10〜40名 1名1500円

【HPからの予約・やまだワンダフル体験ビューロー】

https://www.yamada-kankou.jp/plan/plan-1612/

鯨と海の科学館

最寄り駅 岩手船越駅

鯨を通じて三陸の海や海を取り巻く自然環境について知ることのできる自然科学博物館。館内は鯨の生体や特徴について知ることのできる展示や海と人間の共存についてのコーナーなどテーマ別に展示されており、中でも施設のシンボルとも言えるマッコウクジラ実物大模型は細部まで再現されており圧巻です。 その他、タッチプールでは山田の海の生き物を間近で見たり触ったりでき、子供たちに人気のコーナーです。

鯨と海の科学館

住所
下閉伊郡山田町船越7-50-1
お問い合わせ
0193-84-3985
アクセス
岩手船越駅から徒歩約10分
営業時間
9:00〜17:00(入場16:30まで)
定休日:毎週火曜日
※祝日の場合は翌平日
年末年始、資料整理日(12/1~12/10)
その他
入館料 一般300円、高校生・学生200円、小中学生150円

宮古・室蘭フェリー情報

2018年6月22日開設の室蘭市と宮古市をおよそ10時間で結ぶ岩手初のフェリー航路。運航するシルバークイーンには定員2人のツインルームの特等室をはじめ様々なタイプの客室があります。また、オートレストラン、展望浴室、売店などの施設が完備しており、快適な船の旅を楽しむことができます。
また、宮古/室蘭航路一周年を記念して2019年4月26日~9月30日の期間、運賃が40%割引になる「三陸復興キャンペーン 宮古/室蘭航路一周年記念割引」が行われます。詳細はホームページをご確認下さい。

シルバーフェリー

https://yoyaku.silverferry.jp/

※掲載の内容は、2019年2月19日、20日時点のものです。

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