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奥州市
県南エリア
境内から湧き出る清水が、眼病に効用があると伝えられる天台宗の寺院。薬師如来像を本尊とし、佐用姫伝説が残されています。夏には境内周辺に可憐なやまゆりが咲いています。
天台宗妙見山 黒石寺
奈良時代天平元年(729)に行基菩薩によって開基された伝えられ、東光山薬師寺と称しておりましたが焼失。その後、嘉祥2年(849)慈覚大師が復興した天台宗の古刹。国指定重要文化財の本尊「薬師如来座像」は、日本で唯一の貞観銘仏で貞観4年の銘があります。 また、旧暦正月7日の夜から翌朝にかけて、災厄払い、五穀豊穣を祈願して、裸の男と炎のまつり「黒石寺蘇民祭」が行われます。(令和7年以降の黒石寺蘇民祭については、実施しないこととなりました。)
日高神社
平安初期の弘仁元年(710)の創建で、正長元年(1428)の再建と伝えられている。境内には八幡太郎義家が安倍貞任を討った太刀を洗ったとされる「太刀洗川の碑」があります。本殿は国の重要文化財に指定されています。また、「日高火防祭」の神社としても知られています。
大梅拈華山 圓通 正法寺
通称『奥の正法寺』は貞和4年(1348)、無底良韶禅師によって開かれました。かつては、永平寺(福井県)、聰持寺(横浜市)と並ぶ曹洞宗第三の本山でした。現在も全国から修行僧集い、厳格な修行が行われております。 境内は厳粛ながら、時間がゆっくりと流れているような雰囲気に包まれております。蛇紋岩の石段や、日本最大級、約720坪の法堂の茅葺き屋根は圧巻。法堂、庫裡、惣門は国指定重要文化財。 各種座禅会や精進料理(要予約)も行っており、貴重な禅寺体験ができます。