陸前高田市立博物館リクゼンタカタシリツハクブツカン

蛇ヶ崎

広田半島の東の付け根にある断崖の岬。硬砂岩・けつ岩が５層に重なり、海蝕されてできた海食崖である。西側に「魔の瀬の洞穴」と呼ばれる洞窟、鶴島と亀島の間にある狭い水道の側には２つの潮吹穴があり、水柱を吹き上げる音は大きく、濃霧のときには漁船にとって良い標識にもなるという。国指定天然記念物

高田松原と奇跡の一本松

気仙川の河口から広田湾に沿って続く弓形の砂浜で、かつては陸中海岸を代表する海水浴場でしたが、東日本大震災により大きく被害を受けました。樹齢300年を越える数万本のアカマツやクロマツの林が2kmにわたって植樹されていましたが、跡形もなく流されてしまいました。奇跡的に残った一本松は復興のシンボルとなっており、後世に受け継ぐためモニュメントとして保存されております。

広田半島

広田湾と大野湾を隔てる８の字形にくびれた半島で、ウミネコの繁殖地である椿島や断崖の黒崎仙峡などがある。12月から３月までは寒椿が見られる。