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奥州市
県南エリア
境内から湧き出る清水が、眼病に効用があると伝えられる天台宗の寺院。薬師如来像を本尊とし、佐用姫伝説が残されています。夏には境内周辺に可憐なやまゆりが咲いています。
経塚山
経塚山は、その昔、藤原秀衡の納経所だったといわれています。山頂には、源義経が馬を乗り回し、蹄の跡をつけたとされる「馬蹄石」があります。 また、経塚山の山頂から見る景色は本当にすばらしく、遠くに奥羽山脈を置き、そこから広がる胆沢扇状地。そこに点在する静居集落と田園。山すそには蛇行する北上川がゆったりと流れるさまは、私たちにみちのくの季節の移り変わりを静かに伝えてくれます。5月下旬にはつつじが咲き乱れ、夏には近くの月山キャンプ場からのハイキングも楽しめます。
一首坂
前九年の役の激戦のさなかに、八幡太郎義家(源義家)が「衣の舘はほころびにけり」との歌に安倍貞任が「年を経し糸の乱れの苦しさに」と歌を返した。義家はこれに感じて敢て追わなかった。 この故事からこの坂を一首坂と伝えられる。
旧後藤家住宅
元禄時代の建築といわれる鹿子建ての極めて古い建造物です。直家、寄棟茅葺の原型をとどめ、盛土、無双窓、上屋柱、取付仏壇など民家建築史上貴重なものです。岩手県指定文化財。