盛岡駅
中尊寺【世界遺産】
天台宗・東北大本山。山号を関山(かんざん)といい、慈覚大師を開山とします。
12世紀のはじめ、奥州藤原氏の初代清衡公が多宝塔や二階大堂など多くの堂塔を造営しました。
その趣旨は前九年役・後三年役という長い戦乱で亡くなった人々の霊をなぐさめ、仏国土を建築するものでした。
14世紀に惜しくも堂塔は焼失しましたが、いまなお金色堂はじめ3000余点の国宝や重要文化財を伝える平安美術の宝庫です。
無量光院跡【世界遺産】
三代秀衡が造営した無量光院(むりょうこういん)は宇治平等院(うじびょうどういん)の鳳凰堂(ほうおうどう)を模しています。その居館である伽羅(がらん)の御所に隣接した秀衡寺院でした。その遺跡のほとんどは水田化していますが、現在でも池跡(いけあと)・中島(なかじま)・堂礎(どうそ)が残っています。昭和27年の発掘調査の結果によると、東西に走る伽藍の軸線が東門・橋・中島・橋堂を貫いて、その先に金鶏山(きんけいざん)が望まれるという、壮大な寺院であったことが知られています。
スポット詳細情報金鶏山【世界遺産】
金鶏山は円錐形(えんすいけい)の優美な山である。「秀衡(ひでひら)が北上川まで人夫を並べ、石を運ばせ一晩で築いた造り山」 「秀衡が雌雄一対の黄金の鶏を埋めた」などという伝承も残っている。
金鶏山山頂には複数の経塚が造られていた。しかし昭和5年に盗掘され、現在は半壊状態である。その時の出土遺物は、東京国立博物館と毛越寺がそれぞれ保管している。
毛越寺【世界遺産】
観自在王院跡【世界遺産】
毛越寺の東に隣接する観自在王院跡(かんじざいおういんあと)は、二代基衡夫人が営んだと伝えられています。寺域は、東西120m、南北240m。四隅が丸くなった方形の苑池(舞鶴が池)には、巨石を積み重ねた荒磯様の石組、小じんまりした洲浜(すはま)、東西に長い中島などが点在しています。北岸は広庭、それに向かって西に大阿弥陀堂跡、東に小阿弥陀堂跡。東岸には、鐘楼(しょうろう)跡と普賢堂(ふげんどう)と伝えられる遺跡もあります。
スポット詳細情報道の駅「平泉」
2017年4月27日にオープンした道の駅平泉。
産直コーナーでは、地元の農家が生産した新鮮な農産物のほか、特区に指定されているどぶろくやワインなど美味しいものがそろっている。
一ノ関駅