十二神自然観察教育林
重茂半島中心部の十二神山東麓にある自然のままに残された原生林。ブナ~スズタケ群落を主体とする樹齢150~300年の天然広葉樹林で、ナラ、サワグルミの他、直径1メートルを超すケヤキ、トチの巨木が混交し最も自然度の高い森林といわれている。林内は多くの植物や動物のすみかとなっている。
十二神山の「ブナ〜スズタケ群落」は太平洋沿岸型の冷温帯を代表する原生林として、わが国唯一のものです。このことは、日本海沿岸型の冷温帯を代表する『ブナ〜チシマザサ群落』の原生林として知られる、白神山地などと対比される意味をもっています。
※令和元年台風19号の影響により閉鎖しておりましたが、令和6年7月から第一園地が利用可能となりました。第一園地に通じる重茂側からの道路は復旧済ですが、第一園地より先の遠路及び林道は未復旧のため立入禁止です。