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後藤寿庵苑
水沢の南に位置する福原にあって、江戸初期の領主後藤寿庵の居館があったとされる所を小公園として整備したもの。現在は、寿庵の業績を記念した廟ほか、江戸後期の武家屋敷、吉田家旧宅を移設し公開している。
奥州市
県南エリア
経塚山のつつじ
経塚山は、その昔、藤原秀衡の納経所だったといわれ、山頂には源義経が馬を乗り回し、蹄の跡をつけたとされる「馬蹄石」があります。 また、山頂から平泉、前沢方面を望む景色はすばらしく、奥羽山脈から胆沢扇状地が広がり、そこに点在する静居集落や田園、ゆったりと蛇行して流れる北上川の姿が眼下に広がります。 群生するつつじの名所で、5月下旬が見頃です。
木村榮記念館
「Z項」発見の天文学者、木村栄(1870~1943)のメモリアルホール。緯度観測所初代所長であり、明治25年に観測上の未知数「Z項」を発見し、世界的に名高い木村栄博士の業績を顕彰するため、開所当時(明治32年)の観測所をそのままの姿で保存し、記念館としたものです。 水沢江刺駅から「岩手県交通羽田大船渡線水沢駅通りバス停」で乗り換えて天文台前バス停へ
国指定史跡 高野長英旧宅
幕末の先覚者、高野長英が幼少の頃過ごした旧宅が今も残されている。明治9年に改築されていて現時も高野家の住まいとなっているが、長英の居室であった階下の8畳と6畳の二室が長英のいた頃の旧構をそのままにとどめている。
佐々木喜善の生家
遠野物語の著者である柳田國男に、遠野地方の伝承や昔話を口述した佐々木喜善。その佐々木喜善の生家は土淵町山口にあり、昔の茅葺き屋根ではなくなりましたが、今でも往時の場所に現存しています。彼の墓は生家に近い“山口のダンノハナ”と呼ばれる丘の共同墓地にあります。
遠野市
天台寺
この地方では、古くから桂の根元から湧き出る清水が霊水として信仰されていた。天台寺参道の登り口にある「桂清水」は、樹齢千年ともいわれる桂の根元から湧く霊泉。古来から信仰の源泉として崇められ、桂の木は本尊聖観音像の素材であり、天台寺は「桂清水観音」とも呼ばれる。
二戸市
県北エリア
天台寺のアジサイ
天台寺は1200年の歴史を誇る古刹。 寂聴さんが天台寺の住職に赴いた際、戦後、杉の木立が伐採されたまま荒廃していた寺の敷地を蘇らせようと、人々に呼びかけ、アジサイを植え始めた。今では初夏になると、参道の石段や境内に濃い紫色のアジサイが咲き誇り、古刹を高貴に彩っている。 開花/7月上旬~8月中旬 開門時間/9:00~17:00
浄法寺塗
天台寺の僧侶が京都から職人を招き寺で使用する什器を作ったことが始まりとされ天台寺文化が重なり合いながら1200年を超える歴史を引き継いでいる浄法寺塗。質・量ともに日本一を誇る地元産の漆を使い「蒔地法」という下地法で製作している。水を使用せず比類のない強度で堅牢な下地で、余分な色彩や模様がなくシンプルで実用的なのが特徴。
浄法寺歴史民俗資料館
藩政時代の漆器や漆かき用具、天台寺関係の資料を中心に、石器・土器、生活民具なども展示している。