INDEX
① 南部美人(二戸市)
創業明治35年。折爪馬仙峡の伏流水と地元産のお米にこだわり、綺麗で美しい酒を造りたいという思いから南部美人と命名されたのが昭和26年。現在は、海外への進出や糖類無添加リキュールの開発など伝統を守りつつも新しい技術開発にも積極的に取り組んでいます。平成24年にはリキュール工場増築の建設に着手。県内産の梅やいちご、ブルーベリー、陸前高田市のゆずなどを使った糖類無添加リキュールシリーズを続々発売、日本酒が苦手な方には嬉しいラインナップです。
代表銘柄[南部美人]
② 福来(久慈市)
明治40年創業以来、久慈の地酒として親しまれている「福来」。その名には、お酒を飲む人、売る人、造る人をはじめ全ての人に福が来るようにという願いが込められています。「特別純米酒 北限の海女(オールいわての清酒)」や女性にも飲みやすい山ぶどう酒(リニュール)も製造しています。
代表銘柄[福来]
③ わしの尾(八幡平市)
一番大切にしている銘柄はかつての2級酒「金印」。一番口にしていただく機会の多い日本酒だからこそ美味しい日本酒をお届けしたいという思いで造っています。
純米酒「北窓三友」は蔵付き乳酸菌による生酛系の酒母で造っていて奥行きのある旨味が特徴で、冷から燗まで温度によって変わる味わいをお楽しみいただけます。
「雋」「蔵人の酒」といった吟醸酒は南部杜氏ならではのきれいな味わいで、岩手県の酒造好適米「結の香」を原料にした純米吟醸酒は国内外のコンクールで高い評価を頂いています。
また冬期間に販売するしぼりたての生原酒「しぼりたて原酒」は発売から40年近くになるロングセラー商品で、岩手の寒い季節にぴったりの日本酒です。
代表銘柄[鷲の尾・蔵人の酒]
④ 菊の司酒造(雫石町)
菊の司酒造は、250年もの伝統を築き上げてきた県内最古の酒蔵です。代表する主な銘柄は「菊の司」と「七福神」、そして生酒シリーズの「innocent」。菊の司は、花の中の司(王様)とも言える菊の花のように酒の世界でも司になれるように、七福神はおめでたい七柱の福徳の神様にあやかりますようにと願いを込めてつけられました。岩手山の伏流水を使用したお酒は、味わいの深さ、余韻の心地よさが特徴。お燗にしても味が崩れず多様な料理やシチュエーションで楽しめるお酒です。
代表銘柄[菊の司・七福神・innocent]
⑤ あさ開(盛岡市)
明治4年創業の「あさ開」は令和3酒造年度全国新酒鑑評会で平成以降23回金賞受賞という実績の酒造店。「漕ぎ出る」にかかる枕詞「あさ開」と創業当時の明治という新しい時代の幕開けにかけて命名されたといわれるその名の通り、岩手を代表とする造り酒屋として常に時代を拓いてきました。観光蔵として酒蔵の見学を始め併設された売店「地酒物産館」では多くの日本酒の試飲ができるほか、ノンアルコールのあまざけや大吟醸ソフトクリームはお子様でも食べる事の出来る人気商品です。
代表銘柄[あさ開]
⑥ 赤武酒造(盛岡市)
創業明治29年。岩手県大槌町から創業100年以上続く老舗の蔵元です。2013年に岩手県盛岡市内に新蔵を新設し、若き六代目を中心に「赤武酒造の新しい歴史を創る」の合言葉で集まった若者たちが、時代に合う酒造りを理解し、妥協なく、岩手から情熱と愛情と根性で醸す酒、AKABUを造りあげています。新しい時代に受け継がれていく日本酒を目指して、日々進化する酒造りを行っております。昨年よりも今年、常に上を目指した日本酒を皆さまにお届けできるよう精進して参ります。
代表銘柄[AKABU、浜娘]
赤武酒造 株式会社
- 住所
- 盛岡市北飯岡一丁目8-60
- お問い合わせ
- 019-681-8895
- アクセス
- 東北自動車道盛岡南ICから車で約10分/JR盛岡駅から車・タクシーで約10分
⑦ 桜顔酒造(盛岡市)
明治45年創業の酒造店。桜顔という名は、お酒に酔ったときに頬がほんのり桜色に染まる様子から名付けられたのだとか。華やかで芳醇な香りが漂うふくよかな味わいが特徴の日本酒は、創業以来ほとんどが岩手県内で消費されてきたこともあり、古くから地元に愛され続けてきました。地元「もりおか」をブランドに使用した発泡性清酒「もりおかSAKEすぱぁくりんぐ」。上品な甘味と爽快な酸味は老若男女、世代をこえてご愛飲いただける商品です。
代表銘柄[桜顔・北国の恋人]
⑧ 月の輪酒造店(紫波町)
日本有数のもち米の産地紫波町にある明治19年創業の月の輪酒造店。月の輪という名は、同町内の陣ヶ岡史跡公園にある史跡「月の輪形」から由来し、日本酒造りには不向きと言われるもち米を100%使用した純米酒の製造など手掛けています。月の輪酒造の直売店「わかさやアイスクリームガーデン」の米こうじを使ったジェラートも人気です。※ジェラート営業 10:00~17:00、水曜日休。冬期(11月~3月)は土日の祝日のみ。
代表銘柄[月の輪]
⑨ 紫波酒造店(紫波町)
南部杜氏発祥の地紫波町で明治36年創業の紫波酒造店。「廣く多くの人々に喜ばれる酒」として生まれた「廣喜」は、同蔵元を代表する銘柄として親しまれています。水は、志和三山のひとつ東根山(あずまねさん)の伏流水を使用し、岩手の米・水・自然を活かした昔ながらの酒造りを行っています。また、蔵の裏では岩手の酒蔵好適米「吟ぎんが」の栽培も行っています。令和4年10月12日社名変更となりました。
代表銘柄[廣喜]
【酒造見学】要予約
●対応期間:通年(水曜日、12月31日~1月3日休業)
●見学時間:9:00~16:00
●所要時間:20分
●定員:1人~
●お申し込み:要予約、無料
●備考: https://www.shiwa-shuzoten.com/fieldtrip/
株式会社紫波酒造店(廣田英俊)
- 住所
- 紫波郡紫波町宮手字泉屋敷2-4
- お問い合わせ
- 019-673-7706
- アクセス
- 東北自動車道紫波ICから車で約6分/JR紫波中央駅から車で約15分
⑩ 吾妻嶺酒造店(紫波町)
岩手のほぼ中央に位置する紫波町にある吾妻嶺酒造店は、江戸時代中期の天明元年(1781年)創業。南部流酒づくりの本流を受け継ぎ、仕込み全てに目が届くよう、心をこめた丁寧な酒づくりを心掛けています。「岩手らしさ」のある酒と酒づくりをテーマに、南部杜氏伝統の技で磨き上げたお酒をぜひお試しください。
代表銘柄[吾妻嶺・悠楽]
合名会社 吾妻嶺酒造店
- 住所
- 紫波郡紫波町土舘字内川5
- お問い合わせ
- 019-673-7221
- アクセス
- 東北自動車道紫波ICから車で約10分/JR日詰駅から車・タクシーで約15分
⑪ 高橋酒造店(紫波町)
創業は江戸時代。当初麹屋を営んでおり、その後大正11年に酒造業を開業しました。高橋酒造店を代表する銘柄「堀の井」は、奥羽山脈からの良質な伏流水を汲み出す銘水「堀米の井戸」から命名されました。酒造米の専用田を所有し米づくりから一貫した手作りの”地元に根ざした酒”にこだわっています。
代表銘柄[堀の井]
高橋酒造店(高橋良司)
- 住所
- 紫波郡紫波町片寄字堀米36
- お問い合わせ
- 019-673-7308
- アクセス
- 東北自動車道紫波ICから車で約15分/JR石鳥谷駅から車・タクシーで約15分