「平泉」世界文化遺産登録10周年ー後編

平泉レストハウス

お土産処、レストラン、フードコート、団体食堂、平泉文化史館が併設された、ゆったりスペースが嬉しい複合施設です。

①あっちもこっちも、広い店内をグルグル見て回るそばっち。
②どれを買おうか迷うのも旅の楽しみです。

③ショップスタッフの太田元樹さんと。世界文化遺産登録10周年、おいでになるお客様にたくさん楽しんでいただきたいですね！

④2020年12月発表の「第41回プロが選ぶ観光・食事施設100選（主催：旅行新聞新社）」で、平泉レストハウスが全国2位という栄誉に輝きました！

らら・いわて 平泉店

中尊寺 金色堂に向かう参道、月見坂のすぐ手前、銘菓や工芸品など選りすぐりの県内特産品を販売しています。

①せっかくだから、地元ならではのオリジナル商品なども知りたいところ。ショップスタッフの佐藤さんにおみやげのおすすめをご相談。
②旅の記念のお気に入り、見つかると嬉しいですよね。

③細部まで美しく味わいのある岩手の県産品たち。伝統工芸品から手軽なグッズまで揃っています。

④チリチリチリと愛らしい音色の風鈴たちが、軒先で「いらっしゃいませ！」しています。
右：南部鉄アクセサリー作家（流工房）の鈴木 勝さん
https://www.japan-iron.jp/

 

中尊寺

天台宗東北大本山・中尊寺。堂の内外に金箔を重ねた豪華絢爛な金色堂は、奥州藤原氏滅亡後に仏堂の多くが失われる中、中尊寺建立の天治元年（1124年）当時から唯一残る国宝の阿弥陀堂です。内部には、清衡、基衡、秀衡の御遺体と泰衡の首級が安置されています。

①月見坂は約700m。江戸時代に平泉を治めていた伊達藩によって植樹された、樹齢350～400年の杉の巨木が並びます。
②途中の弁慶堂にて。今年は弁慶もマスク姿です。 ※取材日：2021年2月19日

③金色堂の手前、奥州藤原氏の残した文化財3000点あまりが収蔵されている讃衡蔵。世界文化遺産登録10周年の今年は、秘佛「一字金輪佛頂尊」御開帳などが予定されています。
讃衡蔵・金色堂・経蔵・旧覆堂が同じ拝観券で利用できるのでぜひ。

④新覆堂前まで来ました。今日はそばっちも一緒に入れるということで、嬉しくてドキドキします！

⑤思わず息をのむ輝き…。極楽浄土の有様を具体的に表現しようとした藤原清衡公の切実な願いにより、当時の工芸技術が集約されています。
⑥管財部の佐々木五大さんに貴重なお話をたくさん伺うことが出来ました。

⑦須弥壇中心の阿弥陀如来は、両脇に観音勢至菩薩、六体の地蔵菩薩、持国天、増長天を従えておられます。
そばっちと静かに手を合わせました。

⑧世界文化遺産登録からの10年は、東北大震災後後の復興の10年でもありました。
奥州藤原氏から時を経てつながる平和と安寧への願いを、あらためて胸に強く刻んだ、そばっちとの平泉の旅でした。

ケロ平（けろひら）ニュース！

「平泉の文化遺産」ガイダンス施設（仮称）

現在、柳之御所史跡公園整備（※池や井戸跡など公園の中心部は公開中です）に加え、「平泉の文化遺産」の価値を国内外に広く情報発信する拠点として、「平泉の文化遺産ガイダンス施設（仮称）」が建設工事中です。令和3年度中開館予定。

[所在地] 岩手県西磐井郡平泉町平泉字伽羅楽（岩手県立柳之御所史跡公園内） Google Mapで見る
[問い合わせ] 岩手県文化スポーツ部文化振興課　世界遺産担当
岩手県盛岡市内丸 10-1　 TEL 019-629-6486
https://www.sekaiisan.pref.iwate.jp/information

旅マップ

ユニバサールデザイン

平泉のユニバーサルデザインの一例をご紹介します。ご不明な点につきましてはお気軽にお問い合わせください。

（左）平泉駅（スロープ・点字ブロック）

（中）平泉駅（トイレ）

（右）平泉レストハウス（礼拝室）

（左）平泉遺産文化センター（筆談案内サービス）

（中）毛越寺（本堂前スロープ）

（右）中尊寺（月見坂スロープ表示看板）

一般社団法人平泉観光協会
[電話] 0191-46-2111

そばっちと一緒！平泉の旅・前編

※掲載の内容は、2021年2月19日のものです。
中尊寺写真：使用許可No.15091