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1989年、岩手県の一戸町御所野で縄文時代の竪穴建物跡が見つかり、発掘調査がスタートしました。1992年まで内容確認調査が行われ、1993年に国史跡に指定。その後も調査を行い、2002年に現在の「御所野縄文公園」としてオープンしました。
現在もさらなる調査研究が続いており、75,000平方メートルもの広い面積に1,000棟以上の住居跡が残されていることがわかっています。
公園内では、ストーンサークル(配石遺構)を中心に、土屋根の住居が復元された縄文集落の景観を見ることができます。
併設する「御所野縄文博物館」では、御所野遺跡を中心に縄文文化や一戸町の歴史について学ぶことが出来るほか、体験メニューなども充実しています。
ここは駐車場と御所野縄文公園を結ぶ木製歩道橋「きききのつりはし」の入口です。
さぁそばっち、行ってみよう!
②カーブを描いて続く内部はまるでタイムトンネル!
③長さは約120m。つり橋の下を流れる水音や、風にそよぐ葉音が心地よく縄文ワールドへ誘ってくれます。
御所野遺跡には、東ムラ・中央ムラ・西ムラの3つのムラがあります。三方を川に囲まれ、残りの一方は山に面した豊かな自然いっぱいの土地です。
①中央ムラにある土屋根の竪穴建物(たてあなたてもの)。
「焼けた竪穴建物跡の調査に基づいて建物を復元し、焼失実験による検証を行うなど、継続的な復元の取り組みが重ねられてきました。この尽力の成果が、今回の世界遺産登録につながりました」と、一戸町教育委員会の菅野紀子(かんののりこ)さん。
②住居内の入口付近には炉がありました。ここで縄文土器などを使い煮炊きしていたのかもしれませんね。
③柱の数や位置なども発掘調査の成果に基づいて復元されています。
④敷地内には、縄文人が生活のために利用した植物や、食糧にした実のなる木がたくさん!
⑤青いイガがたわわに実っています。クリの木は実を食べる他、木や枝は竪穴建物の建築材として、樹皮は竪穴建物の屋根の下地に活用していました。
運搬できる大きさの石がいろいろな形に組まれたものが配石遺構(はいせきいこう)。御所野遺跡では2つの大きな輪のように並んでいて、墓や祭祀の場と考えられています。
②「この石は、ちょうどあの木の方角、はるか向こうにある茂谷山(もやのやま)の花崗岩が運び込まれたことが明らかになっています」という菅野さんの言葉にびっくり!御所野遺跡までの距離は、直線距離で約3キロあります。どうやって運搬して来たのでしょう?
①掘立柱建物(ほったてばしらたてもの)は配石遺構の中心を向いて立っていることから、亡くなった方をしばらく安置するための場所だったのではないかと考えられています。
①配石遺構は意図的に削平された場所につくられ、削られた土が高く盛られたと考えられて盛土遺構(もりどいこう)と呼ばれています。ここからは土器、石器、焼けた獣骨や木の実などとともに火を燃やした炉の跡がたくさん見つかりました。
①遺跡の土屋根を模した外観が、周囲の景観に美しく溶け込んでいます。
②緑化した屋根は、夏に涼しく冬に暖かい利点もあります。
③第1展示室では、4,200年前の焼失住居跡がガラス張りの床下に展示されていて、発掘の様子と復元の工程を映像で見ることができます。
④第2展示室は全体が迫力のプロジェクションマッピング!縄文人の季節ごとの生活を約12分にわたってダイナミックな映像と音で紹介しています。
⑤幻想的な演出は、子どもも大人も思わず笑顔。
⑥第2展示室に並べられた土器。ほどこされた繊細な模様や力強いうずまき模様、まさにドキドキ!
⑦一戸町内の蒔前遺跡(まくまえいせき)、山井遺跡の出土品が並ぶ第3展示室で、国重要文化財の「鼻曲り土面」とご対面! この仮面を使ってどんな祭祀が行われていたのか想像が膨らみます。
⑧屋内体験工房で勾玉づくりに挑戦!勾玉の歴史、実は日本の縄文時代が最も古いって知っていましたか?
⑨ミュージアムショップにはわくわく楽しいオリジナル商品がたくさん!ここでしか買えないおみやげ、きっと喜ばれます。
⑩「世界遺産となった御所野遺跡は、今も縄文時代と同じような自然がたくさん残っています。ぜひお越しください。」と菅野さん。 皆さん、お待ちしています!
[所在地] 岩手県二戸郡一戸町岩舘字御所野
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[電話] 0195-32-2652
[アクセス] IGR一戸駅より車で約5分 縄文タクシー(助成あり)
[営業時間] 9:00~17:00(博物館入館は16:30まで)
[定休日] 毎週月曜日(ただし月曜日が祝祭日の場合、その翌日)・祝日の翌日(土日をのぞく)・年末年始 ※状況により臨時休園
https://goshono-iseki.com
※掲載の内容は、2021年8月6日のものです。