鉄の歴史館
日本における近代製鉄発祥の地、釜石ならではの鉄の資料館です。原寸大に復元された高炉の模型を中心に音と光と映像で釜石の鉄づくりの歩みを紹介する総合演出シアター、立体映像による当時の製鉄作業やコンピュータによる鉄のQ&Aなどビジュアルな装置も設置し、楽しく鉄の歴史を学ぶことができます。展望テラスからは釜石湾が一望できます。 「大島高任にまつわるガス燈」が設置されました。岩手県都市ガス協会から、釜石市に対して「ガス燈」(高さ約4m)が寄贈され、鉄の歴史館の玄関前に設置され点灯されています。夕暮れ時には、ガス燈ならではのやさしい光が幻想的な雰囲気をかもし出します。【ガス燈の由来】ガス燈が街灯として利用されたのは、明治五年に、横浜外人居留地に高島嘉右衛門によって設置されたのが始まりですが、その17年前の安政二年に、近代製鉄の父といわれる大島高任が石炭からコークスを造りだす過程で発生する石炭ガスを照明の灯りに利用したのが、我が国におけるガス燈の起源といわれております。