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花巻市
県南エリア
18世紀中頃に建てられたものと推定されている。その構造から「南部曲がり家」の発生過程を知る貴重な遺構として評価されている。
宮沢賢治生家
花巻市豊沢町に宮沢賢治生家跡地がある。当時の建物は残っておらず、今はそれをあらわす石塚があるのみ。
萬鉄五郎
花巻市東和町出身の洋画家。東京美術学校を卒業。フォーヴイスム、キュビスムの絵画に日本でいち早く共鳴し、『裸体美人』『もたれて立つ人』などの完成された作品を発表するなど、明治末期~大正~昭和初期にかけて活躍し、日本近代絵画の先駆者と称されている。前衛作家として生涯独自の絵画を追及し続けた。作品の評価は海外でも高い。
「雨ニモマケズ」詩碑
宮沢賢治は1926年3月に花巻農学校を退職し、4月には宮沢家の別宅のあったこの場所に移り、独居自炊で農耕生活をはじめ、「羅須地人協会」を開設して農民に化学・土壌等の講義をした。1936年11月に「雨ニモマケズ」の後半部が刻まれた詩碑がある。また、この詩碑は高村光太郎の書によるものである。