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阿曽沼公歴代碑
源頼朝が奥州藤原氏を滅ぼしたとき、阿曽沼四郎広網がその軍功により遠野十二郷を拝領しました。14代400年に及ぶ阿曽沼氏遠野郷支配の歴史を刻む碑です。
遠野市
県南エリア
横田城跡
遠野郷を統治した阿曽沼家の居城。高清水山のふもとの丘陵地が一望できます。
飢饉の碑
宝暦5年(1755年)遠野領最大の大凶作で餓死した人々の供養塔です。宮代という所の道端にある小さな碑です。遠野の厳しい土地を乗り越えてきた人々の苦難が刻まれています。
清心尼公の碑
遠野南部家第21代当主清心尼公の墓跡。封建時代には異例の「女の殿様」です。養子となった第22代領主直義とともに遠野に移り、乱れていた遠野の治安を回復し、家臣や領民に慕われました。
彩園子 一茶寮
土蔵造りの建物が残る紺屋町に黒漆喰の200年以上たつ土蔵がある。1階がギャラリー彩園子、2階は「一茶寮」(喫茶店)になっている。天井の高い蔵内をやさしく照らすランプの灯りと懐かしさあふれる調度品に心が和む。珈琲、中国茶でのんびりくつろぎのひとときを。奥には「彩園子II」もあり、かくれた芸術空間となっている。
盛岡市
県央エリア
滴生舎
天台寺の傍らにたたずみ漆器つくりを追求し続けている滴生舎。浄法寺塗りの粋を極めた漆器の殿堂と言うべき施設です。販売コーナーをはじめ下塗りから上塗りに至る工程も見学することもできます。
二戸市
県北エリア
綾里大権現
綾里大権現保存会により、平成8年に製作された踊る大権現は、獅子頭の大きさが2m四方、重さが200キロと大きさでは日本一を誇り、地域で伝統的に踊り継がれてきた権現舞のシンボル的存在です。巨大な獅子頭はショベルカーで2人がかりで操作し、そのダイナミックな動きに観衆を魅了する。綾里地区で5年に1度開催され、5年祭やお正月に実演されます。
大船渡市
沿岸エリア
沼宮内駒踊り
沼宮内の駒踊りは、岩手郡玉山村外山に残っていたものを昭和10年頃柴田兵一郎氏等が、外山の工藤亀次郎氏の指導を受け、それに少し手を加え完成させました。駒になる少年は14、5才7人、他に馬子(大人)1人、ササラ(少年)2人、囃子は太鼓2、3人、鉦2人、笛3,4人で組みとしています。踊りの順序は「通り」、「大はし」、「けん」となっています。開催日 岩手町秋まつりパレード時(中日)
岩手町
北上川清流太鼓
北上川清流太鼓は、岩手町に新しい芸能を創り、明るい町づくりに少しでも役立てる目的で、岩手町の商工業に従事する6名の青年たちの手によって、昭和53年の秋、結成されました。全曲に盛り込まれたイメージは「北上川の流れ」で、ふるさとの祭囃子を参考にしながら、独自の創作太鼓を作り上げたものです。独自の創作手法は、古来の太鼓に近代感覚を取り入れた独創的な「はやし」として注目されています。開催日 岩手町秋まつり時
秋浦大名行列
川口城主自らが稲荷神社の奉祭に参加する際、四百石の格式の行列であったと言われていて、現在、川口豊城稲荷神社例大祭では、観光化して「ドッコイ」として親しまれています。 現在の行列形態は、1.先払い、2.奴振り、3.はさみ箱、4.大鳥毛、5.島田、6.串槍、7.殿様、8.小姓、9.後槍、10.お立ち傘、11.草履持ち、12.椅子持ち、13.篭、14.お姫様、15. 腰元、16.お供、17.カッパザル、18.長持ちの順です。 開催日 川口秋まつり時
浮島古墳群
奈良時代後期から平安時代初期に造られた土饅頭式の小円墳郡。円型船底古墳で、屈葬形式の土葬墳である。発掘調査の結果、直刀、ヤスリなどの鉄器、ガラス玉、丸玉などの副葬品が出土した。岩手県指定史跡
北上川源泉・弓弭の泉
文献によると天喜5年6月、阿部頼時征伐(前九年の役)源頼義、義家父子が進軍した際、打続く炎暑に兵馬が苦しむのを忍びず、観音に救世祈念、義家が弓弭(ゆはず)を持って岩にさしたところ、泉がこんこんと湧き出たと言われ、その泉は今なお湧き出でて北上川の源泉となっています。※弓弭(ゆはず)とは弓の両端の弦をかけるところ