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室根神社
室根神社は室根山の8合目に位置し、「本宮」と「新宮」の2社が奉られております。約1290年前に大野東人が蝦夷討伐の祈願所として和歌山県の紀州熊野大社より分霊が奉られてから、室根山周辺の群落の鎮守として崇められ、坂上田村麻呂や源義経も祈願したと言われております。室根神社特別大祭では、2社からの神輿が先着を競い室根山を駆け下ります。また境内には三十三観音なども奉られております。
一関市
県南エリア
姫瀧
室根山登山道の中腹にある姫瀧は、室根神社からの湧き水が注ぎ、白絹を延べたような小飛泉です。熊野三山の1つ熊野那智大社の分霊が奉られ、「瀧宮」として、姫瀧のとなりに奉られております。また、近くには「芦東山籠岩」もあります。
宮沢賢治の碑
賢治は昭和6年、東山町の石灰砕石工場の技師に招かれたが、過労がもとで病床についていた。後年、賢治を慕う青年達が新山公園に「まずもろともにかがやく宇宙の微塵となりて無方の空にちらばらう」の碑を建てた。
芦東山籠岩
室根神社中腹にある大岩です。この大岩の下は人が屈んで入れるような空間があり、室根山をこよなく愛した大東町渋民生まれの儒学者「芦 東山」がこの岩窟にこもって思索したと伝えられます。
蟻塚公園
蟻塚公園は室根山の中腹にある桜の名所です。公園内には二百本の桜の木があり、4月下旬から五月上旬にかけて花開き、「蟻塚公園桜まつり」が開催され、イベントも併せて開催されることから多くの観光客でにぎわいます。また、室根山登山道入口でもあり、多くの登山者が公園から室根山頂へと目指し登山を始めます。
胆沢まるごと案内所
奥州市胆沢区の観光案内に関する問い合わせ・予約受け付け、また特産品の展示など行われる。
奥州市
子安観音(マリア観音)
幽玄洞出口の対岸に屹立する立ち岩一体は観音霊山として古来より信仰の場になっている。観音窟に祀られている子安観音は江戸時代隠れキリシタンが秘かに礼拝していたと伝えられ、別名マリア観音と呼ばれています。※現在は落石の危険があるため見学不可となっています
宗松寺の杉並木
東山町松川宗松寺には、樹齢450年、30数本の太さの揃った見事な杉並木が約200m続き、山門には樹齢570年のモミの木もある。
菅公夫人の墓
延喜元年、学問の神様として知られる菅原道真公の夫人は胆沢郡に流され、同6年の9月、42歳で逝去した。現在東山町田河津にその墓として石碑1基と五輪塔2基が残っている。
二十五菩薩堂
岩手県有形文化財に指定されており、阿弥陀如来とそれに従う二十五の菩薩群像。二十五の菩薩像を彫刻で現しているのは京都の既成院とここだけといわれ、のみの痕も美しい菩薩像は、首があれば国宝級といわれている。
東山和紙「紙すき館」
800年の伝統を受け継ぎ生産されている手すきの「東山和紙」を展示・販売。人形や小物などのほか、ちぎり絵や押し花用和紙など、和紙に関するものを多数販売。 また、簡単な紙すき体験ができます。所要時間は15~30分。好みの色や木の葉をのせた自分だけの和紙が作れます。【料金】1人1,000円、2人で1,500円、3人以上1人700円(別途送料がかかります。)
青柳倉記碑
青柳文蔵が飢饉凶作のため、飢えと病に苦しむ東磐井郡内の人々を救うため、天保二年(1931)郷里松川の中里の地に籾倉建て、その前に倉の由来を書いて建てた碑である。この倉のお陰で打ち続く天保の飢饉に際し、救援の手が郡内一帯に及び、他で見られるような路傍での斃死はなかったという。文蔵はこのように救荒の大恩人であるばかりでなく、仙台には世のため人のためを考え、青柳文庫を創設した。我が国公共図書館の始祖と仰がれる人である。