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木造観音菩薩坐像
一関市の東川院に安置してある像高114.3センチの像は、針葉樹材の寄木造で漆箔仕上げ。 平安末期の彫刻様式を示し、奥州藤原三代の平泉における寺院造営にたずさわった仏師の手による制作と推定される。 彫刻が優れ、在銘の像としては保存状態がよく、光背、台座、法身の3つがそろっているのは県内でも数少ない。 平成30年、国の重要文化財に指定。
一関市
県南エリア
長泉寺
永保2年開山当時は日輪山蓮華院永保寺という天台宗の寺でしたが、後に亀峯山長泉寺と改め曹洞宗となった。草創以来900年の伝統を持つ古刹で孫末をあわせると20ヶ寺を超す門葉の本寺です。境内の観音堂に安置されている「小葉山観音」は、奥州三十三観音二十六番札所として有名な観音です。
摺沢八幡神社
八幡神社概略によれば、寛永17年5月の造営、貞享3年8月再建、享保13年8月再建とあり、意匠で優れた遺構である。また、境内の「八幡祠碑」には、前九年の役に苦戦をした源頼義が、山城の八幡宮を祈念して戦い勝利を収めたので殿舎を造り祀ったと、記されている。本殿は県指定文化財で、町指定文化財「蕨手刀」「摺沢八幡神社の鎧」などを所蔵している。
曽慶熊野神社
養老2年、大野東人の勧請と伝えられ、紀州熊野大権現の分霊を祀った社で、もとは上曽慶熊野にあった。現在の本殿は、延宝7年9月に再興したもので往時の形態をよく保持し、蟇股の意匠、社殿形態の上でも特異な例として注目すべき遺構である。本殿は県指定文化財。
観福寺
建久2年、工藤祐経の長男犬房丸が寺を建立して、円長法印を迎えて開山したといわれています。義経北行伝説・源義経主従が投宿した際、四天王の一人亀井六郎重清が残したと言われる笈を所蔵。また、弘法大師の霊場八十八ヶ所の仏像が一番から八十八番まで安置されており、奇岩怪石の間の小径を伝わって巡礼ができます。
興田神社
養老元年勧請。「お妙見さま」として古くから地域の人々の信仰が厚く、また、本県最古の在銘鰐口の「銅鰐口」や阿部貞任が着用していたものを源頼義が奉納したと伝えられる「金銅製前立」などの県指定文化財を所蔵している。本殿の彫刻は一見の価値あり。毎年1月初旬には蘇民祭が開催される。
奥州三十三観音 第20番 中興山徳寿院
奥州三十三観音 第20番札所本尊:千手観世音菩薩(徳寿院本尊:延命地蔵尊)
奥州三十三観音 第18番 松沢山六角堂
奥州三十三観音 第18番札所本尊:如意輪観世音菩薩
奥州三十三観音 第17番 龍雲寺大祥寺
奥州三十三観音 第17番札所本尊:十一面観世音菩薩(大祥寺本尊:釈迦牟尼仏)
鳥谷崎神社
正和2年(1313)再建、鳥谷崎城内に城の鎮守が三社あったものを天文5年(1536)に時の城主(稗貫氏の先祖)がこれを合併し、鳥谷崎座三柱神社と改称した。慶長年間(1600頃)花巻城主北松斎が開戦にあたり本神社に祈願した結果戦勝し、よって社殿を新たに造営し例祭には郡の人々に業を休ませて参拝させ、盛大なる祭典を挙行した。
花巻市
清水寺
大同2年(807)坂上田村麻呂の勧請と伝えられおり、京都の清水寺、兵庫鴨川の清水寺と共に日本三清水として古来から広くその名を知られた古刹である。奥羽33観音補陀洛の1番札所。
卯子酉様
恋愛の神様としてカップルが良く訪れるのが、この小さな祠です。境内の無人売店で売っている赤い布を、左手だけで木に結ぶことができれば、片思いが成就する御利益があると云われます。
遠野市